こんばんは、40代でセミリタイアしたYoshiです。
人生100年時代、従来の「定年退職まで働く」スタイルに疑問を持つ人が増えています。でも会社を辞める決断は、人生の中でもとても大きな選択ですよね。
私自身、会社を辞める前後で多くの本を読み、自分の人生観やお金に対する考え方が大きく変わりました。
ここでご紹介している本は、FIREを達成するための知識やマインドセットを育ててくれるだけでなく、「自分がどう生きたいか」を考える大きなきっかけを与えてくれます。
FIREとは単に「働かない生活」ではなく、自分の時間をどう使うか、人生をどうデザインするかという問いに向き合う旅です。
これらの本が、あなたの人生を豊かにするヒントになりますように。
目次
人生観・お金のマインドを整える本
FIREを達成するためには、できるだけ若いうちに人生やお金に対する正しい知識を身に着けることが大切だと思います。ここでは、人生やお金のマインドを整えるためにおすすめできる本を紹介します。
1️⃣ お金の大学 (両@リベ大学長 著)
1.お金の大学 改訂版
「お金の大学 (両@リベ大学長 著)」は、「貯める」「増やす」「稼ぐ」「使う」「守る」という“お金の5つの力”を中心に、人生のどの段階でも役立つお金に関する知識やノウハウを体系的に学べる一冊。特に金融リテラシーに自信がない人や、これから資産形成を始めたい方におすすめです。
2️⃣ お金か人生か (ヴィッキー・ロビン、 ジョー・ドミンゲス 著)
2.お金か人生か
「お金か人生か (ヴィッキー・ロビン、 ジョー・ドミンゲス 著)」は、FIREムーブメントの原点となる名著。「お金」と「人生」の本質的な関係を見直し、経済的自立を目指すための9つの具体的なステップを紹介。消費社会の罠から抜け出し、時間とお金のバランスを見直すきっかけとなる一冊。
3️⃣ FIRE 最強の早期リタイア術 (クリスティー・シェン、ブライス・リャン 著)
3.FIRE 最強の早期リタイア術
「FIRE 最強の早期リタイア術 (クリスティー・シェン、ブライス・リャン 著)」は、4%ルールを活用した資産目標の計算やFIRE達成後の課題など、FIREの実践的なガイドとして高い評価を受けている一冊。FIREに興味があるなら、一読の価値がある実用書。
4️⃣ DIE WITH ZERO (ビル・パーキンス 著)
4.DIE WITH ZERO
「DIE WITH ZERO (ビル・パーキンス 著)」は、「貯金をゼロにして死ぬ」をコンセプトに、人生の時間を最大限に活かすため、お金を「経験」に使うことの重要性を説いています。節約や投資一辺倒だった価値観が大きく揺さぶられた一冊。
5️⃣ LIFE SHIFT (リンダ グラットン 、アンドリュー スコット 著)
5.LIFE SHIFT 100年時代の人生戦略
「LIFE SHIFT (リンダ グラットン 、アンドリュー スコット 著)」は、人生100年時代、従来の「教育→仕事→引退」というモデルが成り立たなくなると指摘し、今後はリスキリング、転職、趣味・地域活動など多様なステージを組み合わせる「マルチステージ型」の人生設計が必要だと説いています。人生設計を根本から考え直すきっかけとなる一冊。

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ぜひ、気になる1冊から手に取ってみてくださいね。
資産運用の基本が学べる本
私自身は高配当株投資やバリュー株投資も実践してきましたが、長期・安定的に資産を形成するなら、再現性が高いインデックス投資がおすすめです。ここでは、、初心者でも無理なく始められる「インデックス投資」の基本が学べる本をご紹介します。ちなみに、FXや仮想通貨のようなギャンブル性が高い投資には決して手を出してはいけません。
1️⃣ ほったらかし投資術 (山崎元・水瀬ケンイチ 著)
1.ほったらかし投資術 第3版
「ほったらかし投資術 (山崎元・水瀬ケンイチ 著)」は、インデックスファンドを軸とした「長期・分散・低コスト」の重要性を具体的に解説した本。「難しいことはわからないけど投資を始めたい」そんな人にぴったりの一冊。運用先をリスクを抑えつつ、時間を味方につけた長期運用の考え方が学べます。具体的な商品や運用方法も紹介されており、実践的な内容です。
2️⃣ お金は寝かせて増やしなさい (水瀬ケンイチ 著)
2.お金は寝かせて増やしなさい 改訂版
「お金は寝かせて増やしなさい (水瀬ケンイチ 著)」は、著者が20年以上にわたって実践してきたインデックス投資のノウハウと体験をもとに、「お金を寝かせて増やす」方法を徹底的に解説しています。インデックス投資の基本から出口戦略(資産の取り崩し方)までを網羅的にカバーしているので投資初心者に最適な一冊。
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自分の価値観に合った働き方を考える本
モノや肩書きに縛られない「自由な生き方」を選んだ人の実例に触れ、自分の価値観に合った働き方・暮らし方を探すヒントになる本を紹介します。ただし、会社を辞めるかどうか迷っている人の背中を強く押してしまうかもしれないので、くれぐれもご注意ください。
1️⃣ 減速して自由に生きる:ダウンシフターズ (高坂勝 著)
1.減速して自由に生きる
「減速して自由に生きる:ダウンシフターズ (高坂勝 著)」は、効率や成長を追い求める現代社会に疑問を投げかけ、「減速=ダウンシフト」することで本当の自由と豊かさを手に入れる生き方を提案する一冊。著者自身が、収入と支出を減らしながら自給自足や地域コミュニティを重視した生き方を実践されています。
2️⃣ 次の時代を先に生きる (高坂勝 著)
2.次の時代を先に生きる
「次の時代を先に生きる (高坂勝 著)」は、 「減速して自由に生きる」の続編で、経済成長や大量消費を追い求める社会のあり方に疑問を投げかけ、「より小さく・より少なく・よりゆっくり」を目指す生き方を提案する一冊。経済成長を否定する姿勢など、共感できないところも多々ありますが、考え方の一つとしてとても参考になります。
3️⃣ 自分を生きる働き方 (荒川龍 著)
3.自分を生きる働き方
「自分を生きる働き方 (荒川龍 著)」は、会社や組織の利益・効率優先の働き方に違和感を持ち、自分らしいライフスタイルへと転換した6人の実例を通じて、「自分らしい働き方」を模索する人や、現状の働き方に疑問を持つ人にとって、ヒントを提示してくれる一冊。絶版ではないようですが、現在は新品の本が売られていないようです。
4️⃣ 年金15万円のゴージャス生活 (中町敏矢 著)
4.年金15万円のゴージャス生活
「年金15万円のゴージャス生活 (中町敏矢 著)」は、タイトルのとおり、限られた収入でも「無理な節約や我慢をせず、工夫次第で安心して豊かに暮らせる」具体的なノウハウや考え方を紹介しています。節約一辺倒ではなく、生活の楽しみや質も大切にする姿勢が特徴的で、老後の生活設計や支出管理に悩む人にとって、実践的な内容となっている一冊。
5️⃣ 年収100万円の豊かな節約生活 (山崎寿人 著)
5.年収100万円の豊かな節約生活
「年収100万円の豊かな節約生活 (山崎寿人 著)」は、節約を「我慢」ではなく「楽しみ」と捉え直し、限られた収入の中で豊かに暮らすための節約術を具体的に紹介しています。生活費を抑えたい人や、FIRE・早期退職を目指す人、現代の消費社会に疑問を感じている人にも、多くの気づきと勇気を与えてくれる一冊。
6️⃣ 年収90万円で東京ハッピーライフ (大原扁理 著)
6.年収90万円で東京ハッピーライフ
「年収90万円で東京ハッピーライフ (大原扁理 著)」は、著者が週2日だけ働いた得た年収90万円で暮らした実体験に基づいて執筆された本。お金をたくさん稼ぐことや消費することよりも、「自由な時間」を重視し、生活費を徹底的に見直すことで、都会でも工夫次第で幸せに暮らせる可能性を示した一冊。
7️⃣ 魂の退社 (稲垣えみ子 著)
7.魂の退社
「魂の退社 (稲垣えみ子 著)」は、著者が50歳で朝日新聞社を退職し、会社員という「守られた存在」から離れて得た自由や気づき、そして退社に至るまでの心の葛藤やその後の生活の変化を綴ったエッセイです。朝日新聞という大企業を退職しているので、一般よりも高額の退職金を貰っているでしょうが、辞めた後の現実、そして自分らしい生き方を模索する過程はとても参考になります。
8️⃣ 寂しい生活 (稲垣えみ子 著)
8.寂しい生活
「寂しい生活 (稲垣えみ子 著)」は、前作「魂の退社」で会社を辞めた著者が、さらに家電や便利さを手放し、極限までシンプルな生活を追求する日々を綴ったエッセイです。著者は、東日本大震災をきっかけに、冷蔵庫や洗濯機、電子レンジなどの家電を一切使わない生活を送っていることでも有名。さすがに冷蔵庫なしは真似できませんが・・・。
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副業収入を得るためのヒントとなる本
FIRE達成には、単に貯蓄や投資だけでなく、複数の収入源を持つことが成功の近道です。副業で得た収入を投資に回すことで、資産形成のスピードを飛躍的に加速させることができます。ここでは、自分に合った副業を見つけるのに参考となる本を紹介します。この本で紹介されているビジネス以外にも、Webライティング、せどり、ブログ・アフィリエイト、YouTube、ハンドメイド販売など、スキルや興味に応じて多様な副業が存在します。これらの情報はネットで検索すると無料でいくらでも見つかるので、高額な情報商材にはくれぐれもご注意を!
1️⃣ 月3万円ビジネス(藤村靖之 著)
1.月3万円ビジネス
「月3万円ビジネス(藤村靖之 著)」は、「2日働いて3万円稼ぐ小さなビジネス」を複数持つことで、競争やストレスから解放され、地域や人とのつながりを大切にしながら豊かに暮らす新しい働き方を提案しています。ビジネスの規模が小さく投資金額が少ないので、会社に勤めながら副業として取り組む仕事のアイデアを探している方にも参考となる一冊。
2️⃣ 月3万円ビジネス100の実例(藤村靖之 著)
2.月3万円ビジネス100の実例
「月3万円ビジネス100の実例(藤村靖之 著)」は、前作「月3万円ビジネス」の実践編。「2日働いて3万円稼ぐ小さなビジネス」の具体的なアイデアや実践例を100件紹介しています。副業のアイデアを探している方に最適な一冊。
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気になるキーワードで情報を探してみよう
私がセミリタイアした当時は、まだ日本ではFIREという言葉は認知されていませんでした。
最近は全世界的にリタイアへの関心が高まっているようで、次のような言葉で検索すると沢山のサイトがヒットします。
日本よりも英語のサイトの方が充実しているので、google翻訳を使って海外のサイトを見るのも参考になると思いますよ!
検索ワード
- セミリタイア(semi-retirement、semi-retired)
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- FIRE(Financial Independence, Retire Early)
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