今週は、日本製麻の優待拡充やイントランスの優待変更など、24社の優待関連IRが発表されました。
日本製麻の優待は、創業80周年を記念した20,000円分のデジタルギフト贈呈を含む大幅な拡充内容です。さらに、日本カーバイド工業など、年2回のデジタルギフト贈呈を新設する企業も発表されました。
それでは各社の変更点について、ポイントを絞って解説していきます。
会社名のリンクから一次情報(PDF)も確認できるので、銘柄選びや投資戦略にお役立てください。
2026年3月13日(金)のニュース
イントランス(3237)
【変更】株主会員サービス導入に伴う優待制度変更
2026年3月末基準日より現行の優待制度を改め、新たな株主会員サービス「INTRANCE Members」を導入します。従来1,000株以上の株主に年2回郵送していたデジタルポイントギフト(各5,000円)は新サービスへ移行し、ホテル優待宿泊割引券は廃止されます。新制度ではオンライン入会、議決権行使、継続保有などの条件を満たすことで、最大で年間6,500円相当の特典をデジタル形式で受け取ることができます。
焼肉坂井HD(2694)
【変更】長期保有および多株数保有の優待内容を改善
保有株式数の区分を細分化し、多株数保有者への還元額を増額します。また、長期継続保有(2年以上)に対する追加優待券の基準も見直され、より長く多く持つメリットが高まりました。2026年3月末基準より適用。
日本製麻(3306)
【拡充・記念】拡充および創業80周年記念優待実施
現行の300株以上で3,000円相当の自社製品に加え、1,000株以上で10,000円相当のの製品贈呈区分を追加。さらに、サハキット・ウィサーン社売却に伴う特別利益計上と創業80周年を記念し、期間限定で20,000円相当のデジタルギフトを追加贈呈します。記念優待の基準日は、2026年3月末、9月末、2027年3月末です。
バリューゴルフ(3931)
【拡充】QUOカードからデジタルギフトへ変更
利便性向上のため、優待品をQUOカードからデジタルギフトへ変更します。また、500株以上の株主に贈呈されるJYPER’Sゴルフショップで利用できる20,000円相当の割引券に代えてオンラインショップで利用できるポイント選択可能になります。2026年7月末基準より適用。
日本カーバイド工業(4064)
【新設】年2回デジタルギフトを贈呈へ
新たに株主優待制度を導入。毎年3月末および9月末の100株以上保有株主に対し、各500円分(年間1,000円分)のデジタルギフトを贈呈します。初回は2026年9月末基準。
マースGHD(6419)
【拡充】保有期間区分の新設と割引券等追加
3年以上の継続保有区分を新設してカタログの額面を増額するほか、優待を年1回から年2回に変更。500株以上の株主にホテル・レストラン割引券を追加。カタログ内にもグループ施設ギフト券が加わります。9月末には1,000株以上でカレンダーも贈呈。
アルコニックス(3036)
【決定】優待カタログギフトの内容等詳細発表
2026年3月末基準の詳細が決定。300株以上を1年以上保有で4,000円相当、1,000株以上なら最大20,000円相当のカタログギフトが贈呈されます。
ビープラッツ(4381)
【決定】20周年記念のデジタルギフト詳細
創立20周年記念優待として、2026年3月末に300株以上保有の株主へ15,000円分のデジタルギフトを贈呈します。交換先はAmazonギフトカードなど主要なものが揃っています。
ファースト住建(8917)
【決定】クオカードおよび素麺セットの優待
2026年4月末基準の内容が確定。100株以上を1年以上保有で500円分QUOカード、300株以上なら揖保乃糸食べくらべセットが贈呈されます。
2026年3月12日(木)のニュース
メタプラネット(3350)
【拡充】提携先拡大と長期保有優遇を新設
新たに13社と提携し、デジタルアセットや飲食の特典を拡充。保有株数・期間に応じた4段階のTier制度を導入し、上位ランクにはVIP特典も用意されます。新制度は2026年6月末基準日分から適用されます。
メタプラネット(3350)
【補足】優待プログラム拡充の補足資料
メタプラネットの優待拡充に関する補足資料です。「WEALTH、HEALTH、JOY」をテーマにした新たな提携パートナー特典の詳細が記載されています。保有期間や株数に応じたSilver、Gold、Diamond、Nakamotoの4段階のTierプログラムにより、各優待の割引率アップや上位ランク限定の豪華なVIP特典など、ランクに応じた特典内容が確認できます。
バッファロー(6676)
【拡充】自社商品セレクションを優待に追加
従来は100株以上保有する株主に、3月末と9月末にそれぞれ5,000円相当のデジタルギフトを進呈していました。今回の拡充により、デジタルギフトに加えて、自社商品を直接進呈する「バッファロー商品セレクション」を選択肢に追加。先着順・台数限定での受付となります。2026年3月末を基準日とする優待から適用されます。
SBIアルヒ(7198)
【新設】暗号資産XRPを贈呈する優待を導入
2026年3月末時点で100株以上を保有する株主に対し、500円相当の暗号資産XRPを進呈します。さらに、1,000株以上を1年以上継続保有する株主には、1,000円相当のXRPが進呈されます。優待の受け取りには、SBI VCトレードの口座が必要です。
GENDA(9166)
【変更】交換商品追加とGiGO利用上限引上げ
保有株数に応じて進呈される優待ポイント数に変更はありませんが、交換対象商品に「ポップコーン」や「レモネード」を追加。また、「GiGO」店舗での利用について、対象機種をクレーンゲームに限定した上で、1日あたりの使用上限が500ポイントから1,000ポイントへと引き上げられます。2026年7月末基準日の優待より適用されます。
ネクストウェア(4814)
【決定】OSK日本歌劇団の公演チケット贈呈
2026年3月末の株主優待の内容が決まりました。500株以上でOSK日本歌劇団のオンライン配信チケットを全員に贈呈。さらに先着順で実際の劇場観劇チケットも提供されます。
2026年3月11日(水)のニュース
ナ・デックス(7435)
【記念】創立75周年記念でQUOカード贈呈
創立75周年を記念し、今回限りとなる記念株主優待を実施します。2026年4月末の100株以上保有株主に対し、一律3,000円分のQUOカードを贈呈します。
SDS HD(1711)
【変更】デジタルギフトへ優待内容を変更
従来の地方グルメなどの優待を廃止し、新たにAmazonギフトカードや暗号資産などを選べるデジタルギフトへ移行。毎年3月末および9月末時点の株主が対象となり、保有株数に応じて5,000円から最大30,000円相当のデジタルギフトが贈呈されます。2026年3月末基準日より開始されます。
2026年3月10日(火)のニュース
ハピネット(7552)
【決定】2026年3月期の優待品内容が決定
100株以上の保有で、自社オリジナル玩具等を含むカタログから保有数に応じた点数を選択できます。さらに500株以上の株主には、カタログ品に加えて最大5,000円分の「こども商品券」も進呈されます。例年通りの豪華な内容です。
ふくおかFG(8354)
【変更】特産品の点数拡充とキャッシュレスコース廃止
優待メニューの一部が変更されます。人気の「地域特産品コース」が現在の約40商品から約60商品へと拡充される一方、「キャッシュレス決済コース」は廃止となります。2026年3月末基準日分から適用されます。
ヤマエGHD(7130)
【拡充】300株以上の区分新設
2026年3月末基準日より優待制度が拡充されます。これまでは100株以上で一律3,000円分だったピザハットのオンラインや店頭で使えるデジタルギフトカードに、300株以上の区分を新設。300株以上を1年以上継続保有することで、5,000円分が贈呈されます。
フジ住宅(8860)
【拡充】保有区分の細分化と長期優待を新設
保有株式数に応じた区分が細分化され、優待額の増額が行われます。また、3,000株以上を3年以上継続保有する株主を対象とした「長期優待」も導入。2026年3月末基準日分から適用されます。
ROBOT PAYMENT(4374)
【新設】デジタルギフト最大4.4万円分を贈呈
2027年3月末基準日より株主優待制度が導入されます。100株以上保有の株主を対象に、保有株数・期間に応じ、1,000円~最大44,000円分のデジタルギフトを贈呈。2026年3月末には創業25周年記念優待も実施されます。
2026年3月9日(月)のニュース
SBIリーシングサービス(5834)
【新設】暗号資産XRPがもらえる優待制度を導入
2026年3月末を基準日として、株主優待制度を新設。SBI VCトレードの口座で受け取れる暗号資産XRPを贈呈し、100株以上または1,000株以上で1年未満保有なら2,000円相当、1,000株以上を1年以上継続保有で8,000円相当となります。
ビーアンドピー(7804)
【拡充】優待を年2回へ変更、保有条件も半年へ緩和
現行の年1回(4月)から年2回(4月・10月)の贈呈へ変更。年間総額は維持しつつ分割贈呈とし、優待品もQUOカードからデジタルギフトへ移行。さらに継続保有期間の条件を「1年以上」から「半年以上」へ短縮・緩和しました。2026年10月末基準日分から適用されます。
ナガワ(9663)
【変更】QUOカードからデジタルギフトへ刷新
従来のQUOカードから、デジタルギフト「giftee Box」およびオリジナルカタログギフトへ変更されます。保有株式数と期間に応じた優待額(5,000円~60,000円相当)に変更はありませんが、Amazonギフトカードや各種スマホ決済ポイントが選択可能になり、大幅に利便性が向上します。
まとめ
以上、2026年3月第2週(3/8~3/14)の株主優待ニュースでした。
今週は、日本製麻の創業80周年を記念した20,000円分のデジタルギフト贈呈やROBOT PAYMENTの超高額なデジタルギフト新設など、3月権利確定直前らしいインパクトの強い発表が相次ぎました。また、ナガワやSDS HDのように、物理的なギフトからデジタルギフトへ移行する動きも加速しており、利便性向上を掲げる企業が増えている印象です。
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なお、過去の株主優待関連のIR情報については、別記事「株主優待制度の変更情報一覧」などにまとめていますので、あわせてご覧ください。




